今後の見通し
ここまで下げるとしばらくはボラティリティ高めの不安定な展開となりそうです。S&P500は200日移動平均を試すことになりましょう。現時点ではSPY=200(偶然にも200日移動平均)あたりを下値反発の目安として行動します。今日の振り返り
SPY 5m |
SPY Daily w/ Raff Regression |
上記チャートは日足にRaff Regressionを描いたものです。5月安値(201.73)はサポートとしては弱く、200日移動平均やRaff Regression下限の200.00あたりが買い目安となりそうです。それでも直近高値から5.5%弱の下げでしかなく、調整としては一時的と読んでいます。
全体観
$NYAD
$NYHL
SPY:RSP
$NYADおよび$NYHLは反落。
NYSE値上がり銘柄数=480 値下がり銘柄数=2607
SPY:RSP比率は反発。
Cumulative NYADがずるずると下げるようなら調整は長引くかもしれません。現時点ではまだその兆候は見られません。
Cumulative NYADがずるずると下げるようなら調整は長引くかもしれません。現時点ではまだその兆候は見られません。
PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
SPY(大型株ETF)
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IWM(小型株ETF)
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JNK(ジャンク債ETF)
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PPO月足
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売り
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売り
|
売り
|
RSI月足
|
58↓
|
52↓
|
53↓
|
PPO週足
|
買い
|
買い
|
買い
|
RSI週足
|
51↓
|
53↓
|
61↓
|
PPO日足
|
売り
|
売り
|
売り
|
RSI日足
|
38↓
|
43↓
|
50↓
|
PPO二時間足
|
売り
|
売り
|
売り
|
RSI二時間足
|
31↓
|
36↓
|
42↓
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PPO一時間足
|
売り
|
売り
|
売り
|
RSI一時間足
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26↓
|
33↓
|
37↓
|
最も売られてるのは大型で、小型株やジャンク債は今のところ傷は軽いです。ジャンク債ETFが踏みとどまれば株の下げもそこまでと判断します。
- CVIは大幅反落で-2σ。目先反発の目安ではあります。
- STVOは小幅反落。
- VTOは横ばい。
これらの指標を見る限り、下げは限定的と思われます。
オプション建玉と大口取引
SPY OI 0630 |
SPY OI 0701 |
SPY DWV 0630 |
SPY DWV 0701 |
次週は6月30日と7月1日の2日連続でオプション締めがあります。30日が四半期オプション。1日が週次オプションです。四半期オプションなんて誰が取引するんだよ、と思った人は上記チャートをよく見てください。(宣伝: Android版やiOS版を無料ダウンロードするのです) 実は四半期オプションのほうが建玉がでかいです。
30日はPut側に、1日はCall側に偏っていますが、次週の趨勢を決めるのは建玉の大きい30日オプションと思われます。既にPutの半分はIn the Moneyになっていますので、水曜時点でMax Painの210を回復しなければPut売り方がデルタヘッジで現物の空売りを始める可能性が高くなります。
30日はPut側に、1日はCall側に偏っていますが、次週の趨勢を決めるのは建玉の大きい30日オプションと思われます。既にPutの半分はIn the Moneyになっていますので、水曜時点でMax Painの210を回復しなければPut売り方がデルタヘッジで現物の空売りを始める可能性が高くなります。
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