2016年3月31日木曜日

2016/03/30 引け後の分析と今後の見通し

今後の見通し

SPYはまだ上げるでしょうけど、上げ幅は縮小していくのでは。1日の雇用統計は利確売りのよい口実になるかもしれません。

今日の振り返り

SPYはGap Upで始まり、そのまま窓を埋めることなく終了。

全体観


$NYADは続伸。去年5月と同じ水準です。大きくPositive Divergenceになっています。
$NYHLも続伸。+2σに近づいてます。
SPY:RSP比率は反発。
→ここから比重の高い銘柄に資金が流れ始めると、S&P500はさらに一段高となります。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
60
50
45↑
PPO週足
買い
買い
買い
RSI週足
58↑
52
52↑
PPO日足
買い
買い
売り
RSI日足
70↑
64
60↑
PPO二時間足
買い
買い
買い
RSI二時間足
66↑
66↓
52↑
PPO一時間足
買い
買い
買い
RSI一時間足
66↑
67↓
55↑

SPYやIWMはGap Upしましたが、短期(1時間・2時間)でみるとそれほど勢いはないです。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI

$SPX STVO

$SPX VTO

CVIは続伸。超短期のモーメンタムは上向き。買われすぎまでは余裕あり。ただしNegative Divergenceが顕著(注意信号)
STVOは反発。短期のモーメンタムは弱い上向き。やはりNegative Divergence。
VTOも反発。
→CVIやSTVOは、それほど遠くない将来に弱い押しが入ることを示しています。

オプション建玉と大口取引







今日もオプション取引は閑散としていたのでDWVチャート見ても面白くないです。OIチャートからはSPY 207が壁となりそうなことが読み取れます。









2016年3月30日水曜日

2016/03/29 引け後の分析と今後の見通し

今後の見通し

相変わらず強気です。月末の31日にかけてお化粧買いで上げて、1日の雇用統計でどっひゃ~、みたいな展開を予想しています。


今日の振り返り
SPY 5m

SPYはYellen議会証言をきっかけにするすると上昇。ただし出来高は薄いままです。月末のお化粧買いも混じっているのでしょうね。例によって5日移動平均を超えたのは安心できる材料です。

全体観
$NYAD

$NYHL

SPY:RSP

$NYADと$NYHLは続伸。SPY:RSP比率は続落。
→再度、比重の軽い銘柄に資金が還流していますね。昨年11月にタレたときとは相場の性格が異なっています。まだ上げますねこれは。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
60↑
50↑
44↑
PPO週足
買い
買い
買い
RSI週足
57↑
52↑
51↑
PPO日足
買い
買い
売り
RSI日足
68↑
64↑
57↑
PPO二時間足
買い
買い
売り
RSI二時間足
65↑
69↑
45↑
PPO一時間足
買い
買い
買い
RSI一時間足
69↑
76
47↑

SPYやIWMは力強く反発しています。JNKは戻りが弱いままです。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI

$SPX STVO

$SPX VTO

CVIは続伸。超短期のモーメンタムは上向き。買われすぎまでは余裕あり。
STVOは反発。短期のモーメンタムはゼロのまま。
VTOは続落。
→引き続き戻り待ちの売りをこなしながら上値を追う展開。

オプション建玉と大口取引
SPY OI 03/31

SPY OI 0401

SPY DWV 03/31

SPY DWV 04/01

SPY Big Trades 03/31

SPY Big Trades 04/01

OI(建玉)からは
  • 03/31はCall側に偏り
  • 04/01はPut側に偏り
があることが一目瞭然です。そして03/31には204と207にコールの山が形成されており、204は既に突破されています。204/207のコール山は22日に開かれたBull Call Spreadが寄与していると思われます。このCall Spreadの売り方はケツに半分火がついておりますから、31日までにSPYが204を割らない場合はデルタヘッジで手じまいしてくるはずです。すなわちITMの204Cが大量に買われることとなり、SPY上昇に寄与することになりましょう。

そして04/01ですが、雇用統計発表を市場がどう消化するか、です。(雇用統計なんぞどうでも良いのです。市場がどう反応するか、が大事)

OIチャートをみればわかりますが、04/01の週次オプションは03/31の四半期オプションより建玉が薄いんですよね。03/31くらい建玉が厚ければ「尻尾(Option)が犬(現物)」を振り回すことになりますが、04/01の厚さだと微妙です。Max Painの203.50近辺で終わる可能性が高いと読んでいます。

あ、今日もオプション取引は閑散としていたのでDWVチャート見ても面白くないです。









2016年3月29日火曜日

2016/03/28 引け後の分析と今後の見通し

今後の見通し

相変わらず強気です。

SPYは5日移動平均が上値抵抗線となっています。明日はこの5日移動平均を巡る攻防となるのでは。

今日の振り返り
SPY 5m

SPYは薄商いの中、やる気のない展開でした。欧州が感謝祭休暇なんですね。

全体観
$NYAD

$NYHL

SPY:RSP

$NYADと$NYHLは反発。SPY:RSP比率は反落。
→再度、比重の軽い銘柄に資金が還流しているかも。でも今日は薄商いだったのでそれほど気にする必要もないでしょう。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
59
48
43↓
PPO週足
買い
買い
買い
RSI週足
56
48
50↓
PPO日足
買い
売り
売り
RSI日足
64
56↑
55↓
PPO二時間足
売り
売り
売り
RSI二時間足
51
48↑
35↓
PPO一時間足
売り
買い
売り
RSI一時間足
49↑
48↑
29

SPYやIWMの一時間足は目先反発を形成しています。JNKは引き続き売られていますが、1時間足は売られすぎ領域まで下がってきました。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI

$SPX STVO

$SPX VTO

CVIは反発して超短期のモーメンタムはゼロに。
STVOは続落。短期のモーメンタムもゼロ。
VTOは高い水準で続落。
→中期的にはまだ上向きですが、短期的には神経質な動きか。引き続き戻り待ちの売りをこなしながら上値を追う展開。

オプション建玉と大口取引
SPY OI 03/31

SPY OI 04/01

SPY DWV (03/31, 04/01, 04/08)

SPY Big Trades(03/31, 04/01, 04/08)

オプション取引は暇そうでした。特に見るべきトレードもなし。






2016年3月27日日曜日

2016/03/28週の見通し

2016/03/28週の見通し

相変わらず強気です。SPYは先週の高値205.23を越えてさらに上に行けるかを試すのでは。

28日の週はSPYオプションの期限が二回あります。一回目は四半期オプションが切れる31日。二回目は週次オプションが切れる1日です。そして1日は雇用統計発表日。波乱があるとすれば雇用統計発表後、でしょうか。31日にかけては上昇基調と予想しています。

3/24の振り返り
SPY 5m

SPYはGap Downで始まりましたが寄り底でした。窓を埋める形で引け。

全体観
$NYAD

$NYHL

SPY:RSP

$NYADは変わらず。本日の値上がり銘柄数=1570 値下がり銘柄数=1448
$NYHLは続落。
SPY:RSP比率は続伸。
→SPY:RSP比率の反転上昇が確実なものになるかを注視。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
59
48↑
44↓
PPO週足
買い
買い
買い
RSI週足
56
48
52↓
PPO日足
買い
売り
売り
RSI日足
64
55↑
60↓
PPO二時間足
売り
売り
売り
RSI二時間足
51↑
46↑
43↓
PPO一時間足
売り
売り
売り
RSI一時間足
48↑
45↑
38↓

IWMやJNKの日足で売りサインがでましたが、IWMの目先RSIはすでに反発しているので、売りサインは気にする必要はないと思われます。ジャンク債がやや弱いのは気になりますね。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI 
$SPX STVO

$SPX VTO

CVIはマイナス圏で横ばい。長短期のモーメンタムは弱含み。
STVOは続落。STVOのモーメンタムをしめすSTO-B/STO-Vはゼロ。
VTOは高い水準で続落。VTOのモーメンタムを示すITBM/ITVMに反転サイン。
→中期的にはまだ上向きですが、短期的には神経質な動きか。戻り待ちの売りをこなしながら上値を追う展開。

オプション建玉と大口取引
SPY OI 03/31

SPY OI 04/01

SPY DWV 03/31

SPY DWV 04/01

SPY Options Big Trades 03/31

冒頭でも書きましたが、来週はオプション期限が二回あります。四半期オプションが31日、週次オプションが1日。そして1日は寄り前に雇用統計。

雇用統計発表に向けてImplied Volatilityが上昇し、発表後にIVは低下する、と考えるのが自然でしょう。(市場予測を大きく外れる雇用統計が発表されれば話は別ですが)

22日には0331SPYの204/207Call Spreadを$2.74M買ったトレーダーがいました。そして24には(上の大型取引一覧参照)202/204 Ratio Spreadが大きく買われています。

  • 12:15:37に202.00Cを7000枚買い・204.00Cを21000枚売り
  • 12:17:59に202.00Cを8000枚買い・204.00Cを24000枚売り
  • 12:23:31に204.00Cを21000枚買い戻し
差し引き、202.00Cx15000/204.00Cx24000の変則Ratio Spreadです。$996,000のお買い上げ(debit)。31日にSPYが203.99で終わるのが最大利益で、204を越えるとそれよりは利益が減りますが、総じて強気なトレーダーであることには疑いの余地はないです。