2016年3月27日日曜日

2016/03/28週の見通し

2016/03/28週の見通し

相変わらず強気です。SPYは先週の高値205.23を越えてさらに上に行けるかを試すのでは。

28日の週はSPYオプションの期限が二回あります。一回目は四半期オプションが切れる31日。二回目は週次オプションが切れる1日です。そして1日は雇用統計発表日。波乱があるとすれば雇用統計発表後、でしょうか。31日にかけては上昇基調と予想しています。

3/24の振り返り
SPY 5m

SPYはGap Downで始まりましたが寄り底でした。窓を埋める形で引け。

全体観
$NYAD

$NYHL

SPY:RSP

$NYADは変わらず。本日の値上がり銘柄数=1570 値下がり銘柄数=1448
$NYHLは続落。
SPY:RSP比率は続伸。
→SPY:RSP比率の反転上昇が確実なものになるかを注視。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
59
48↑
44↓
PPO週足
買い
買い
買い
RSI週足
56
48
52↓
PPO日足
買い
売り
売り
RSI日足
64
55↑
60↓
PPO二時間足
売り
売り
売り
RSI二時間足
51↑
46↑
43↓
PPO一時間足
売り
売り
売り
RSI一時間足
48↑
45↑
38↓

IWMやJNKの日足で売りサインがでましたが、IWMの目先RSIはすでに反発しているので、売りサインは気にする必要はないと思われます。ジャンク債がやや弱いのは気になりますね。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI 
$SPX STVO

$SPX VTO

CVIはマイナス圏で横ばい。長短期のモーメンタムは弱含み。
STVOは続落。STVOのモーメンタムをしめすSTO-B/STO-Vはゼロ。
VTOは高い水準で続落。VTOのモーメンタムを示すITBM/ITVMに反転サイン。
→中期的にはまだ上向きですが、短期的には神経質な動きか。戻り待ちの売りをこなしながら上値を追う展開。

オプション建玉と大口取引
SPY OI 03/31

SPY OI 04/01

SPY DWV 03/31

SPY DWV 04/01

SPY Options Big Trades 03/31

冒頭でも書きましたが、来週はオプション期限が二回あります。四半期オプションが31日、週次オプションが1日。そして1日は寄り前に雇用統計。

雇用統計発表に向けてImplied Volatilityが上昇し、発表後にIVは低下する、と考えるのが自然でしょう。(市場予測を大きく外れる雇用統計が発表されれば話は別ですが)

22日には0331SPYの204/207Call Spreadを$2.74M買ったトレーダーがいました。そして24には(上の大型取引一覧参照)202/204 Ratio Spreadが大きく買われています。

  • 12:15:37に202.00Cを7000枚買い・204.00Cを21000枚売り
  • 12:17:59に202.00Cを8000枚買い・204.00Cを24000枚売り
  • 12:23:31に204.00Cを21000枚買い戻し
差し引き、202.00Cx15000/204.00Cx24000の変則Ratio Spreadです。$996,000のお買い上げ(debit)。31日にSPYが203.99で終わるのが最大利益で、204を越えるとそれよりは利益が減りますが、総じて強気なトレーダーであることには疑いの余地はないです。






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