今後の見通し
市場はBRexitのもたらす影響を織り込む過程にあります。リーマン・ショック以上というのはいくらなんでも大げさ過ぎると思うのですが、英国での売上がそれなりにある企業はポンド安の影響は無視できないので株価にも影響はあるはずです。(今日のCNBCではFacebookやNetflixが一例として紹介されていました)とはいうものの、どれくらいの影響があるかは今の段階では誰も正確にはわからないので市場のGuessに任せるしかないでしょう。その市場はオーバーシュートを繰り返しながら均衡点を探るしか能がないのです...
S&P500は超短期では売られすぎなので、まずは反発を期待しています。ただし先行き不透明な中では買いも長続きしないでしょうから戻り待ちの売りが控えているのは覚悟しておきたいです。具体的にはSPYで203あたりまでの戻りをまずは期待しています。
今日の振り返り
SPY 5m |
SPY 1h |
1時間足でみると、金曜からの下げ方の急激さがわかります。そしてRSIやPPOなどは目先の底を示唆しています。Raff Channel上限が奇遇にも0.382戻りなので、まずはこの水準を目指して買い戻しが入るのではないでしょうか。SPYで203です。その水準で買いが途切れたら、戻り待ちの売りで良いと考えてます。
全体観
$NYAD
$NYHL
SPY:RSP
$NYADおよび$NYHLは続落。
NYSE値上がり銘柄数=582 値下がり銘柄数=2488
SPY:RSP比率は続伸。
SPY:RSP比率が大きく上昇しているのが気になります。SPYは加重平均、RSPは非加重平均ですから、この比率が大きくなるということは「比重の大きな銘柄でS&P500指数が持ち上げられている」わけです。SPY:RSP比率が高まりながらSPYが反発するのであれば、戻り待ちの売りが決まりやすい、ということになります。
SPY:RSP比率が大きく上昇しているのが気になります。SPYは加重平均、RSPは非加重平均ですから、この比率が大きくなるということは「比重の大きな銘柄でS&P500指数が持ち上げられている」わけです。SPY:RSP比率が高まりながらSPYが反発するのであれば、戻り待ちの売りが決まりやすい、ということになります。
PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
SPY(大型株ETF)
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IWM(小型株ETF)
|
JNK(ジャンク債ETF)
| |
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PPO月足
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売り
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売り
|
売り
|
RSI月足
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55↓
|
49↓
|
49↓
|
PPO週足
|
売り
|
買い
|
買い
|
RSI週足
|
46↓
|
46↓
|
53↓
|
PPO日足
|
売り
|
売り
|
売り
|
RSI日足
|
32↓
|
34↓
|
38↓
|
PPO二時間足
|
売り
|
売り
|
売り
|
RSI二時間足
|
24↓
|
24↓
|
25↓
|
PPO一時間足
|
売り
|
売り
|
売り
|
RSI一時間足
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26↓
|
27↓
|
21↓
|
小型株やジャンク債も下げが急になってきました。ジャンク債も5月安値を割り込むと、調整は長引きそうです。
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