2016年2月3日水曜日

2016/02/02引け後の分析

昨日エントリより
短期的・中期的なトレンドは上でしょうが、超短期的にはやや売りが入ってもおかしくない水準です。ただし、押しがはいったらすかさず買いがはいることでしょう。
で、売られましたね。さて、このままずるずる下げるのか?下げ止まるのか?

全体観
$NYAD
$NYHL
SPY:RSP

$NYADは反落。下げ幅はS&P500に比べると小幅=Positive Divergence。
$NYHLは反落するもプラス圏を維持。
SPY:RSP比率は下落。
今日はエネルギーや原材料株が中心に売られましたが、先月の安値を割ってないことはNYHLからもわかります。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
50↓
41↓
33↓
PPO週足
売り
売り
売り
RSI週足
41↓
34↓
29↓
PPO日足
買い
買い
買い
RSI日足
44↓
40↓
40↓
PPO二時間足
売り
売り
売り
RSI二時間足
48↓
46↓
42↓
PPO一時間足
売り
売り
売り
RSI一時間足
44↓
44↓
38↓
昨日のJNKに続き、今日はSPY, IWM共に2時間足・1時間足が売り転換です。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI
$SPX STVO
$SPX VTO

CVIはゼロ近辺に後退。超短期的にはモーメンタムなし。
STVOは昨日指摘の通り、+1σの壁で跳ね返される。ただし下げ幅は指数に比べると小さいです。
一方、VTOの引き続き中期的な買いサイン。

オプション建玉と大口取引

SPY OI 2016/02/05
建玉は上記の通り。Max Painは今よりちょっと上のあたり。

SPY DWV (all)
 今日は全体的にはPut売りが中心でした。

SPY DWV 02/05
 今週分についてはCall売りが優勢。弱気です。具体的には190.00Cの売りがきつかった。

SPY DWV 02/12
 来週分についてはPut買いが優勢。引け後に大口Call買いあり。

SPY DWV 02/19
 特徴的なのは02/19週でしょう。大口のPut売りが目立っています。

SPY 02/19大口
 9:41:46から9:45:06にかけて190.00Pが$712万売られています。

SPY 02/19大口
さらに10:21:32に190.00Pが$409万売り。総額、$11,140,000のPut売り。ざっと13億円のプレミアムですよ奥様。

このトレーダーは2月19日の引けで、SPYが190を割らないことに賭けています。もちろん、プレミアム分までは割れても損はしませんから、実際には190-2.75の187.25くらいまではあるかもしれません。いずれにしても強力なサポートになるのは確実です。

まとめ

目先は強気・弱気が交錯しており、今週末はSPYで190の攻防になりそうですし、さらに下げる場面はあるかもしれません。ただ、月次オプション精算の2月19日までには190を回復すると思われます。

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