2016年2月22日月曜日

2016/02/19引け後の分析と来週の展望

18日引け後の分析では
明日は月次オプション精算です。Max Painは192-193あたり。おそらく昨日〜今日の水準でPinして終わるでしょう。
と書きましたが、192ドンピシャで終わりました。もちょっと上げると思ったのですが。
SPY 5m
2月2日に190.00Pを$409万売ったトレーダーは祝賀会やったんですかね。すごい読みですよね。

全体観
$NYAD
$NYHL
SPY:RSP

$NYADと$NYHLは株価指数と同期して横ばい。
SPY:RSP比率は反発。金曜は指数維持するために比重の大きなのが買われたのかも。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
51
42↑
33
PPO週足
売り
売り
売り
RSI週足
44
38↑
31↑
PPO日足
買い
買い
買い
RSI日足
52
49↑
47↑
PPO二時間足
買い
買い
買い
RSI二時間足
62↓
63↑
61↑
PPO一時間足
売り
売り
売り
RSI一時間足
60↓
62↑
62↑
SPY はIWMやJNKに比べると弱め。というより、IWMやJNKの強さが目立ってきました。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI
$SPX STVO
$SPX VTO

CVIは続落ですが超短期的には上向きモーメンタム維持。しかも買い余地は残ってます。
STVOは続伸で1σ突破。過去のパターンを見ると、1σを越えて続伸の場合はしばらく買いモーメンタムが残ることが多いです。
VTOは続伸してプラ転。VTOのモーメンタム(ITBM/ITVM)は上向き。このままフォロースルーがつけば、S&P500はさらに中期的にも上げていくことになります。

オプション建玉と大口取引
SPY OI 02/26
SPY DWV 02/26

先週から一転、SPYのオプション建玉はCall側に偏っています。金曜のSPYオプション取引はPut売り=Call売り>Call買い>Put買い で、「やや強気」という雰囲気でした。

2/22週の展望

そして今日はCall取引が活発でした。明日19日のCall買い、そして来週26日のCall売りです。特に26日のCallは194.50/195.50あたりに集中しており、来週の上値抵抗線を形成しそうです
と書きました。2月2日は0219 190Putで大規模な売り物がでて、それが19日週の終値に決定的な影響を与えましたが、同様なことが今度はCall側で起きるのでしょうか? つまり26日にSPYが194.5あたりより下で終わる、という可能性です。

今回の場合、必ずしもそうはならない、と考えています。

まず、これらのCall売りが現物ロングに対するCovered Callである可能性です。この場合、Call売り手は194.50防衛に出動する必要はありません。世界最大のETFであるSPYですから、大量に現物を保持するファンドはボラティリティ下降が見えたら現物に対してCallを売ってくることもあるでしょう。

ふたつ目として、木曜のCall売りはOTM(Out the Money)であった点が上げられます。チャート的にも上値が重くなってきたから単騎でCall売っちゃえ、とスケベ心だしたトレーダー達がいたという可能性です。この場合、26`日に向けてSPYが値上がりしていけば、Call売り手のケツに火がつくことでしょう。

まとめ

SPYの194.5-195.5が主戦場となることでしょう。そこからさくっと下げないと、194.50-195.50で大量にコール売りした人達が現物を必死に買い戻すはずです。


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