2016年2月15日月曜日

2016/02/12引け後の分析と、02/15週の展望

2月15日の米国はPresident Dayで休場です。

以下、2/5引け後の分析。

全体観
$NYAD
$NYHL
SPY:RSP

$NYADは反発。
$NYHLも反発。11日につけた-3σはさすがに売られすぎでした。
SPY:RSP比率は小幅反落。いい感じに株式に資金が戻ってきています。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
48↑
39↑
32↑
PPO週足
売り
売り
売り
RSI週足
38↑
31↑
26↑
PPO日足
売り
売り
売り
RSI日足
43↑
37↑
40↑
PPO二時間足
買い
買い
買い
RSI二時間足
52↑
49↑
53↑
PPO一時間足
買い
買い
買い
RSI一時間足
58↑
54↑
60↑
1時間足・2時間足は全て買い転換。日足もほぼフラットで、火曜日にも買い転換しそうな勢いです。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI
$SPX STVO
$SPX VTO

CVIは大幅反発してゼロ近辺に上昇。超短期的にはモーメンタムはややプラス。さすがに上げ過ぎの二日酔いは来そうな感じです。
STVOは小幅反発。STVOのモーメンタムを示すSTO-B/STO-Vも反転しています。火曜日に大きく売られなければ水曜以降のフォロースルーが期待できます。
VTOは横ばい。VTOのモーメンタムを示すITBM/ITVMもかろうじて踏ん張っている感じです。中期的にも底打ちの様子が見られます。

オプション建玉と大口取引
SPY OI 02/19
SPY DWV 02/19
SPY Option Big Trades 02/19

オプション建玉ですが、極端にPut側に振れています。現物でショートが溜まりすぎた時と同様、踏み上げが起きやすい状態です。

そんな中、12日は午後になってから大口のコールが目立っていました。特に13:07:49と13:10:21に取引された185.00C合計12000枚に注目しています。合計338万ドルの賭け。

02/02引け後の分析でも書いたとおり
ただ、月次オプション精算の2月19日までには190を回復すると思われます。
という予想と合わせ、今週は強気の展開となると考えています。

質への逃避からの逃避

今年に入ってから株が売られ安全資産とされる国債が買われてきました。旧ブログのどこまで下げるかというエントリでその辺りを考察しましたが
  • $USB(米30年債)と$SPX(S&P500)の比率が0.09
  • $USBの価格が162.50
  • すなわち$SPXの価格が1833.33
が底だろうと予測しました。で、先週末時点では
$USB:$SPX
$USB
$USB:$SPXは0.09で折り返し。$USBは予想上限をオーバーシュートして167.5を超えた所で折り返し。まだ波乱はあるかもしれませんが、安全資産とされる国債であっても無限に買われるわけでもありません。米債が吸い込んだ資金は株やコモディティなどに徐々に戻っていくはずです。

まとめ

今週は(前から言ってますが)SPY 190くらいまで戻すんじゃないでしょうか。

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