2016年2月9日火曜日

2016/02/08引け後の分析

今週の展望より
短期的にはSPYで185あたりもあるかもしれませんが、売られたらすかさず買われるだろうという予想です。
とか書いておきながら実際にGap Downしてずるずると下げ続けるチャートを見るのは気分良いものではないですね。


上記は$VXV(3ヶ月先のボラティリティ)と$VIX(直近のボラティリティ)比率を取ったものです。パニック時は直近のボラティリティが急上昇するので、去年8月のように1を大きく割り込みます。

今年に入ってからの相場ですが、下げ幅は去年8月に匹敵する規模になっているものの、VXV:VIX比率はパニックとは程遠い水準までしか下げていません。今日の売りもパニックとは程遠い、制御された感じがしました。

全体観
$NYAD
$NYHL
SPY:RSP

$NYADと$NYHLは見ての通り。特に情報なし。
SPY:RSP比率は反発。GoogleやAppleなど比重の大きな銘柄が買われていたため。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
47↓
39↓
31↓
PPO週足
売り
売り
売り
RSI週足
37↓
31↓
25↓
PPO日足
買い
買い
売り
RSI日足
38↓
33↓
32↓
PPO二時間足
売り
売り
売り
RSI二時間足
39↓
37
28↓
PPO一時間足
売り
売り
売り
RSI一時間足
40↑
38↑
28↓
JNK日足が売り転換で、1月の最安値を試す展開です。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI
$SPX STVO
$SPX VTO

CVIは-1σを割り込み、超短期的には売られすぎ状態です。今日は終盤買い戻しが入ったため、場中には-2σに行っていたかもしれません。
STVOはやや弱め。
VTOはモーメンタムなし。

オプション建玉と大口取引

SPY OI  2016/02/12
SPY DWV 02/12
SPY DWV 02/19
SPYは185と183に大きなPutの壁が立っており、今朝はそれらを割り込む場面もありましたが終盤の買い戻しで185を挽回しています。DWVを見ると今週分については追加のPut買いも増えてますが、利確売りと見られるPut売りも目立っています。明日の朝、建玉がどうなっているかに注目。185Pや183Pの建玉が減少したら、ショートの手仕舞いが始まったと思ってよいでしょう。

02/02引け後の分析でも書いたとおり
ただ、月次オプション精算の2月19日までには190を回復すると思われます。
という予想は変わっていません。

まとめ

日曜に書いた今週の展望から変わっていません。→今以上に下げる局面は限られていると予想します。短期的にはSPYで185あたりもあるかもしれませんが、売られたらすかさず買われるだろうという予想です。

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