2016年2月12日金曜日

2016/02/11引け後の分析

今日は朝から具合が悪くて寝込んでいました。夜中に急落する先物画面を見て、(ノ∀`)アチャーと思ったのですがもうどうしようもなかったですね。
SPY 5m
SPYはGap Downして始まりますが、明確なPositive Divergenceを見せながら底打ち。終盤に窓埋めを目指すものの窓埋めならず。他の尺度で見てみましょう。分足のTICK。
$TICK 1min

朝から何度もTICKは-1000を割り、売り圧力が強かったことがわかります。が、14:30を境に一気に買い圧力が働き、+1000超えが2回発生しています。踏み上げが生まれやすい状況になっています。

全体観
$NYAD
$NYHL
SPY:RSP比率

$NYADは大幅下落。
$NYHLは-3σまで大幅下落。底打ちの目安になる位置ですが、ここを割ると昨年8月や今年1月のような事態になります。
SPY:RSP比率はやや上げ。あまり良い状態ではないです。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
46↓
38↓
30↓
PPO週足
売り
売り
売り
RSI週足
35↓
29↓
23↓
PPO日足
売り
売り
売り
RSI日足
34↓
30↓
28↓
PPO二時間足
売り
売り
売り
RSI二時間足
37↓
37↓
31
PPO一時間足
売り
売り
売り
RSI一時間足
39↓
41
35↑
昨日出ていた1時間足・2時間足での買いサインは再び売りサインに。ただ、底入れの兆しは見えてきています。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI
$SPX STVO
$SPX VTO

CVIは反落。超短期的には売られすぎに近づいています。
STVOは弱めのまま続落。短期的にも売られ過ぎに近づいています。
中期的指標のVTOは弱含み。VTOのモーメンタムを示すITVMが売りサイン。
→もう一段下げて底入れの展開が見えてきました。

オプション建玉と大口取引
SPY OI 02/12
SPY DWV
SPY DWV 02/19

残り1日で、SPYは185Pと183Pの壁を割ってしまっています。明日の朝、もう一度OIを見る必要がありますが、185P/183Pの売り手はあまり気持ちよくはないでしょう。

ただDWVを見てもわかるように新たなPutが大規模に建っています。この人達は短期勝負なので、利が乗ったらすぐにPutを売ってくるはずです。利が乗らずにGap Upしたらプレミアムが残ってるうちにやはり損切りしてくるはず。

要は明日は大きく下げることはないと読んでます。

なお02/02引け後の分析でも書いたとおり
ただ、月次オプション精算の2月19日までには190を回復すると思われます。
という予想は変わっていません。

まとめ

今日のPositive Divergence、NYHLのレベル、TICKの転換、CVIやSTVOの売られすぎ接近、オプションの内訳等など、明日は底打ちを固める展開になると予想しています。

相場全体の底入れは、一連の過程を伴います。2013年みたいに常にV字で回復などということはなく、一進一退を繰り返していつの間にか最高値に接近していた、みたいな展開になると想像しています。昔の人はいいました「希望の坂を滑り降り、懸念の坂をよじ登る」。

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オプション関連のチャートはOptionM8で見ることができます。まだAndroid版だけで開発途上ですが、興味ある方はダウンロードしてください。iOS版は近日公開予定。

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