2016年5月4日水曜日

2016/05/03 引け後の分析と今後の見通し

今後の見通し

金曜にかけて212を超えるかかなり近づくのでは、という予想は非現実的になりつつありますが、目先底入れしたとは言えそうです。金曜はMax Painの209.50あたりに着地するのでは。

今日の振り返り 
SPY 5m

SPYはGap Downで始まり、窓を埋めることなく終わりました。右下がりの5日移動平均の下にとどまっています。

全体観
$NYAD
$NYHL
SPY:RSP

$NYADは反落。今日の上げ銘柄数=742   下げ銘柄数=2286。
$NYHLも反落。
SPY:RSP比率は続伸。
→今日は全面的な売りに近い状態でした。$NYADと$SPXの乖離を比べると、まだ速度調整の範囲内と考えられます。

PPO/RSIで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析

SPY(大型株ETF)
IWM(小型株ETF)
JNK(ジャンク債ETF)
PPO月足
売り
売り
売り
RSI月足
60↓
51↓
51↓
PPO週足
買い
買い
買い
RSI週足
56↓
53↓
60↓
PPO日足
売り
売り
売り
RSI日足
49↓
51↓
61↓
PPO二時間足
売り
売り
売り
RSI二時間足
42↓
38↓
45↓
PPO一時間足
買い
売り
売り
RSI一時間足
42↓
37↓
39↓
ジャンク債も急ブレーキがかかり、ちょいと不安です。

CVI/STVO/VTOで見るトレンドと売られすぎ・買われすぎ分析
$SPX CVI
$SPX STVO
$SPX VTO

CVIは-1σまで反落。超短期的には売られすぎ。
STVOはゼロ近辺に下落。短期的モーメンタムは中立。
VTOは続落。
→目先反発と考えます。

オプション建玉と大口取引
SPY OI 05/06
SPY OI 05/13
SPY DWV 05/06
SPY Bull/Bear Ratio 0506
SPY DWV 05/13
SPY Option Big Trades 05/06
SPY Option Big Trades 05/13

SPYオプションでの動きは以下のとおり。

  • 05/06のOIで205Pの壁ができている
  • 05/06のMax Painは209.50あたり
  • 05/06のBull/Bear Ratioが極端にBear側に偏っている
  • 05/13のPutが大きく売られている
  • 10:29:36 0513 205.00P 15000x1.59 $2,385,000が特に大口
チャートを見ても、ジャンク債(≒クレジットのプロキシ)を見ても、ここからもう一段下げそうなのですが、オプションの動きはその逆を行ってるように見えます。今週金曜のオプションで大きくPutが買われており、これらのポジションは「下がれば利確売り・上がればプレミアムが残ってる売りに損切り売り」となりますから、下値を支えることになります。205Pに壁ができているのでここからさらに下げる可能性は低いです。さらに、来週のオプションでも205の大口売りがでていますので、今日の終値で底入れしたと思ってよいでしょう。



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